
老化により赤血球膜に過酸化脂質が増えると、赤血球の酸素運搬能力が低下し、脳組織の酸素が不足して、認知症の進行につながると考えられています。そこで、赤血球膜の過酸化脂質の蓄積を抑制できるアスタキサンチンは、認知症をはじめとする様々な脳疾患の進行を予防することが期待されています。
ラット脳の海馬領域のスライス標本に対し、酸素とグルコース供給を低下させることによる虚血モデルでアスタキサンチンの作用を調べたところ、脳浮腫を低減させた。
(Kudo, Y., et al.:Carot. Sci., 5, 25, 2002)
マウス両側総頚動脈を一定時間縛る脳虚血により生じる水迷路学習障害が、アスタキサンチンの投与により軽減した。
(Hussein, G., et al.:Biol Pharm Bull, 28, 47, 2005)
ラットにアスタキサンチン投与すると運動トレーニングによる抗不安・抗うつ効果がさらに増強された。
(松井崇ら、日本体育学会、2009)
ヒトが移動視標を追従して手でボタン押すまでの反応時間を調べる課題において、アスタキサンチン6mgを4週間摂取することで反応時間の短縮が認められた。
(瀬谷安弘ら:日本生理人類学誌,14,17,2009)
閉経女性がアスタキサンチン12mgを8週間摂取したところ、寝付きに改善がみられた。
(Iwabayashi, M., et al.:Anti-Aging Medicine, 6, 15, 2009)







