
情報化社会では、パソコンのディスプレイを見つめて行う長時間の作業が眼精疲労につながり、目の痛み、頭痛、肩こりを引き起こす原因となっています。アスタキサンチンはこの目の調節力をつかさどる毛様体で活性酸素を抑制し、また血流を改善することにより、目の疲れを改善すると考えられています。また網膜の血流促進の効果も認められ、緑内障予防の可能性も期待されています。
疲れ目のマーカーとして自覚症状、調節力(ピント合わせ)、また客観的マーカーとして調節微動があります。大学眼科をはじめとする全国の医療機関でこれらマーカーが改善されたと報告されています。一例をあげると、眼精疲労を訴える45歳以下で、調節力が“標準値”以下のVDT作業者59名に、二重盲検法的にアスタキサンチン6mgまたはプラセボ群に分けて4週間摂取させました。アスタキサンチン群は有意に調節力および自覚症状が改善しました。
(Nagaki,Y.,et al.:J. Trad. Med.,19, 170(2002))
(中村彰ら:臨眼,58 1051(2004))
(新田卓也ら:臨床医薬,21,534(2005))
(白取譲治ら:臨床医薬,21,637(2005))
(高橋奈々子ら:臨床医薬,21,431(2005))
(岩崎常人ら:あたらしい眼科,23,829(2006))
(長木康典ら:臨床医薬,22,41(2006))
被験者がアスタキサンチン6mgを4週間摂取したところ、網膜血流が増加しました。このことは、疲れ眼改善の機序の解明だけでなく、緑内障予防の可能性も期待されます。
(長木康典ら:臨床医薬,21,537(2005))
白内障手術後にアスタキサンチン6mgを摂取させたところ、房水内の炎症マーカー(たんぱく濃度)が有意に低下しました。
(橋本浩隆ら:あたらしい眼科,24,1357(2007))
(臨床眼科、58,1051・1054,2004)
眼精疲労訴求者46人を対象に、プラセボを対照とした二重盲検試験を実施しました。被験者を0mg群、2mg群、4mg群、12mg群に分けて、4週間摂取させたところ、アスタキサンチン摂取群はプラセボ群に比べ、遠方から近点へ調節に要する調節緊張時間が有意に改善しました。








